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 最近忙到一個亂七八糟。所以很多的消息沒時間關心,很多的觀劇心得沒時間寫,Blog呈現荒癈狀。不過打從看到這個配役之後,我一直靜不下心來處理手上明明很緊急的東西。索性先寫再說吧!加班就加班咩…

新作能 野馬台の詩
ー吉備大臣と阿倍仲麻呂ー

吉備真備:野村萬斎 阿倍仲麻呂:梅若玄祥 皇帝:野村万作
蜘蛛の精:野村裕基 通辞:石田幸雄 牢番:深田博治、高野和憲 隋臣:月崎晴夫、竹山悠樹
笛:藤田六郎兵衛 小鼓:大倉源次郎 大鼓:亀井広忠 太鼓:助川治
後見:観世喜正、山崎正道、小田切康陽
地謡:梅若晋矢、柴田稔、馬野正基、角当直隆、松山隆之、谷本健吾

 看完上面的配役,應該不用我再尖叫,大家應該都懂,為什麼我沒辦法再繼續重要的工作,而非先寫一篇文章來發洩一下不可了吧?(而且這麼豪華的後見和地謠群也很沒天理…XD)

野馬台詩

東海姫氏國 百世代天工
右司爲輔翼  衡主建元功
初興治法事  終成祭祖宗
本枝周天壤  君臣定始終
谷塡田孫走  魚膾生羽翔
葛後干戈動  中微子孫昌
白龍游失水  窘急寄故城
黄鷄代人食  黑鼠喰牛腸
丹水流盡後  天命在三公
百王流畢竭  猿犬稱英雄
星流飛野外  鐘鼓喧國中
靑丘與赤土  茫茫遂爲空

 野馬台詩是流行在平安時代到室町時代的預言詩,傳說是中國梁朝的一位預言者所著,但事實已不可考。而戲劇的設定故事則是發生在日本奈良時期,遺唐使吉備真備在中國謁見唐玄宗的時候,被皇帝要求解讀詩句。但據說詩句寫得零零落落毫無邏輯,根本無法解讀,就在他感到有辱國名的時候,向故郷大和国的長谷寺観音祈禱後,忽然一隻蜘蛛從天而降,在文章的眾字之間開始走動。順著蜘蛛留下的蜘蛛絲軌跡,才終於得以解讀這野馬台詩。

 對於盛極一時泱泱大國的唐人來說,吉備真備雖身為蠻族,卻諸道諸藝皆通,這對自命不凡的唐人是一大恥辱,於是打算殺了他。在把他關在鬧鬼閣樓的時候,先前死於唐土的阿倍仲麻呂的亡靈現身。亡靈不但救了吉備真備的性命,同時也教給他圍棋的勝負真義,更幫助他解讀野馬台詩奥義。

 這個故事曾被寫成能楽『吉備』這部作品,但現在已不被上演。這次是以現代的手法,並以破天荒的8人狂言方對上1人シテ方的奇怪配役比重,重新翻寫的新作能。能的前半是以圍棋的傳授為中心,後半則主要是敘述在野馬台詩當中,對日本未來預言的解密。另外,或許你會覺得這次會有這麼多的狂言方似乎是有點奇怪,不過這樣比重的用意,據說主要是為了初心者。能楽以シテ方為主,沈重的唱腔,常讓還沒看過能楽,不習慣能楽節奏的人卻步,而狂言方是以說話為主,用輕快的台詞說故事,可能是大部份人較能接受的演出形式。

 參與演出的能楽師們從10月底就開始密集稽古,11月16日就在国立能楽堂舉行新作能製作發表記者會,並在記者們面前演出台本的一小段(好想看吶~就算一小部份也好~~T_T)。在年末這個能楽繁忙期,大家還得分大神來創作,先生、皆様、お疲れ様でした!

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聽說有日飯笑稱這是晴明新版?其實如果硬要牽拖也不是完全沒關係喔~~關於陰陽道聖典《金烏玉兎集》,有一說是吉備真備由大唐帶回日本,並將這個典籍傳給阿部仲麻呂一族的子孫,而安倍晴明就是其後代子孫之一,更有吉備真備就是日本陰陽道之祖一說。所以繞來繞去,萬斎還是被定型了嗎?:p

===============================================相関新聞============================================

2009年11月19日日本芸術文化振興会原文:

【千駄ヶ谷だより】新作能「野馬台の詩」試演会および制作発表レポート

 国立能楽堂が4年ぶりにお届けする新作能「野馬台の詩」。その試演会および制作発表が11月16日に国立能楽堂で行われました。

 物語の舞台は古代の中国。遣唐使・吉備真備は、船で唐に着くなり高楼に幽閉されてしまいます。数日間食物も与えられず餓死寸前の真備の前に現れた鬼。こ の鬼は実は日本に帰国できず無念のうちに唐で没した阿倍仲麻呂でした。仲麻呂は唐の皇帝から真備に課せられるはずの三つの試練を真備に教えます。第一の試 練「囲碁の勝負」、第二の試練「文選の読解」を仲麻呂の助けで切り抜けた真備でしたが、最後の試練は乱行不同の暗号形式で書かれた予言書「野馬台詩」の読 解!この難題を真備は切り抜けられるのか?そして真備に訪れた思いもよらない結末とは――?!

 制作発表には脚本の小田幸子、演出・出演の梅若玄祥・野村萬斎が出席し、抱負を語りました。

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◆ 脚本 小田幸子

 『江談抄』や『吉備大臣入唐絵巻』には、吉備真備が鬼となった阿倍仲麻呂に助けられ囲碁や文選を日本へ持ち帰るというストーリーが描かれています。その原 作をできるだけ活かすよう脚本を書きましたが、結末についてはそれまで助けあっていた二人が最後に対立してしまうオリジナルの展開を考えました。このラス トシーンに、舞台は古代でありながらも現代社会への問いかけを込めたいと思っています。
 今回脚本の依頼を受けた時、条件として制作と脚本と演出と演者のみんなが話し合いながらゼロから台本を作っていこうと申し上げました。大変な手間と時間 と労力が掛かりましたが、新しい作品はそうして苦労しながらやっと生まれていくものだと思います。稽古場の雰囲気も良く、みなさんが積極的に意見を出して くださいます。これからまだまだ進化していく新作能「野馬台の詩」を見守っていただければと思います。

◆ 演出・節付・出演 梅若玄祥(阿倍仲麻呂)

 今は廃絶した曲で「吉備」という能があります。かつて堂本正樹氏と復曲しようという話もあったのですが、現実的に難しくそのままになっていました。今回 偶然にも「吉備」をやりたいという話がございましたが、やはり復曲は難しいということで新作にしようということになりました。小田さんのお話にありました とおり、阿倍仲麻呂という役は、はじめは真備を助けていたのに、最後には離れていってしまいます。そこにそれぞれの生き方の違いというものをどう表すかが 難しいところではないかと思っています。
 ともかく萬斎さんとさせていただくというのは僕にとってとても楽しみなことです。ひょっとしたらここで能の新しい形を発見できるかもしれないと期待もしています。これから舞台がどう展開していくのか、とても楽しみにしております。

◆演出・出演 野村萬斎(吉備真備)

 今回の挑戦のひとつは狂言という切り口から能にアプローチすることにあります。狂言の中で扱うことを能の中で扱うとどんなことが起こるか、突飛なだけで 終わらないように試行錯誤を重ねています。「能と狂言を融合させた能楽」という新しいスタイルの創造を私も楽しみにしています。また、現代劇やギリシャ悲 劇などを手掛けた経験を能楽にフィードバックするつもりで私も色々な発想をし、普段の能ではちょっとお目にかかれないことにトライして、能の可能性を見出 したいと思います。
 小田先生からは「空を飛べ」など様々な要求をいただきますが(笑)、歌舞伎と違って宙乗りしなくても空を飛んでみせる、つまり私ども演者がイマジネー ションの世界に置き換えるというのがまさに能の手法です。アナログな知恵を絞るところに能・狂言の醍醐味を感じていただく作品を作りたいと思います。

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2009年11月30日読売新聞原文:

新しい能の形を模索

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 狂言との融合を模索した新作能「野馬台の詩」(脚本・小田幸子)が来年3月24、25日の両日、東京・千駄ヶ谷の国立能楽堂で上演されることになり、今月16日、試演会が行われた。

 遣唐使として唐に渡った吉備真備(野村萬斎=写真右)の前に、日本に帰れずに唐で没した阿倍仲麻呂(梅若玄祥=同左)が鬼と化して出現。皇帝が真備に課す難題への対処法を伝授する。ところが、仲麻呂は最後の最後で手のひらを返し、吉備は困惑する。

 国立能楽堂の新作能としては4年ぶり。真備が皇帝により幽閉される高楼が舞台に置かれるなど、装置に工夫を凝らした。

 小田は「昔話を基に現代社会にも意味を持つように作った。空を飛ぶなど、演技面でも試みたことのないことをやってもらう」と力説。梅若も「空を飛んだようにいかに見せるか。新しい能の形を発見できるかもしれない」と試行錯誤を続ける。

 萬斎は「アナログな知恵を絞るところに能狂言の醍醐味を味わってほしい」と話している。

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